富山パイロットクラブ





パイロットクラブでは「一生をかけて脳を守ろう」をテーマに活動をしています。
「ブレインマインダーズ」は幼稚園レベルの子どもたちに脳を守ることの大切さを知ってもらう活動です。アメリカ本部からは『ブレインマインダーズ(脳にこだわる動物たち)』という絵本が出ています。これを使って世界中の子供たちに小さいころから脳を守ることの大切さを刷り込むのが目的です。絵本では動物たちが交通事故に気をつけ、ヘルメット着用し、チャイルドシートに乗ろうと具体的な場面で訴えています。

富山パイロットクラブでは、昨年はゲーム脳の恐ろしさをテーマにしたオリジナル劇と音楽会を企画しました。子供たちだけでなく保護者にも脳を守ることの大切さを訴えようとゲーム脳の実態についてパワーポイントを使って解説しました。発表は平成17年、堀川幼稚園の様子です。 その後園児たちに入場してもらい、ふくろう、狸、猿、熊、狐などの動物に扮したメンバーがゲーム脳の怖さについて話し合いをします。ゲームばかりしていると脳がダメになってしまうこと、やりたいことを実現するには小さいときから脳を守ることが大切なことを訴えます。歌を歌ったり、かけっこをしたり、お絵かき、折り紙、幼稚園でやっていることはいいことばかりと分かって音楽会へと発展します。

絵本『動物の謝肉祭』から動物の鳴き声を楽器と朗読でアレンジ、子供たちを楽しい世界へと引き込みました。また全員で脳を鍛えるリズムゲームを楽しみました。
 お礼に子供たちが歌ってくれたのが「カレンダーマーチ」、4月には小学校、と楽しそうに歌うのを聴いて胸が熱くなりました。

幼稚園へお礼の電話で、教室へ戻った子供たちが「僕これからゲームやらない」と先生から聞きました。今までの苦労が吹き飛びました、これからも頑張りたいです。

レギュラーイベント

例会とプログラムミーティング
毎月一回の例会は、富山県共生センター・サンフォルテ2F交流室で行っています。点鐘と開会宣言に続く祈りの言葉、倫理規約の朗読、会長挨拶に始まるビジネスミーティングでは、各部の活動報告や新規ビジネスの審議など、会運営のための重要事項が次々と決議されていきます。
後半のプログラムミーティングは、会員相互の交流や学びの場となっており、ゲストを交えて楽しく有意義な時間です。講師には、各界の研究者や専門家、時にはクラブ会員が務める等、沢山のゲストをお招きしました。
パイロットウオーク
全国統一パイロットウオークは、秋の一日、全国各地のパイロットクラブが行うメイン行事です。1997年10月の県庁前噴水公園で行ったはじめてのパイロットウオークには、車イスの方々も含めて100人を超える皆さまにご参加いただきました。あのときの感動は今も心に残っています。その後も毎年参加者が増え続け、昨年は200名を超え、単独クラブ主催としては全国一を続けているのも、うれしいことです。
そして2011年からは街中を飛び出し、呉羽丘陵にある富山市ファミリーパーク内で開催しています。職員の方の説明を聞きながらのウォークで、トラやキリン、ヤギやフラミンゴなど、動物たちに囲まれて参加した皆さんは大喜び!
愛の500円ワンコイン募金によって提供されるお弁当や、協賛社の方々にご提供いただいたお菓子のプレゼント、そしてお楽しみ抽選会で大いに盛り上がります。こうして毎年多くの皆さまのご好意のお陰で開催できることに感謝です。
パイロット美術展
知的障害の方々の絵画や造形作品を紹介する美術展は、2000年2月が第1回目でした。キラリと光を放つ作品は、見る者の心を動かさずにはおかない力作揃いです。2007年より富山パイロットクラブのオリジナル美術展として再スタート。例年20施設以上より150点を超す出品があります。大谷美術学園大谷弓子園長に審査していただき、優秀作品の表彰もさせていただいており、各施設の皆さまからは「目標ができ、大きな励みになっている」との喜びの声も届いています。
蚤の市やチャリティゴルフ
富山パイロットクラブでは、脳関連障害の施設や団体を支援するために、様々な募金活動にも取り組んできました。会員が持ち寄った品をフリーマーケット・護国神社の「のみの市」や「新湊・十楽の市」にも出店しました。その日はメンバーも、にわか店員に早変わり。見事な販売トークでみるみる完売。値付けや早朝よりの場所取り、お客様とのやりとりや包装など、大変なことも、資金集めだと思うと力が入り、振り返れば楽しい出来事でした。     
1999年から毎年欠かさず開催しているチャリティゴルフ大会も、沢山の参加者の方達が、私たちの活動をあたたかく支えてくださっています。各企業様からもたくさんの協賛提供品を頂戴し、成績発表のごとに上がる歓声が太閤山にこだまし、私たちの大切な資金調達の役割を担っています。
寄付先
こうして積み重ねてきた資金は、今まで富山県手をつなぐ育成会、スペシャルオリンピックス、ラブバンド、脳外傷友の会高志さんなどの各施設へ、また継続事業として富山県内の知的障害特別支援学級へ図書券の形で寄贈させていただいています。2011年度は、東日本大震災の被災地への支援にも協力させていただきました。
ハートフルコンサート
恒例行事のほかにも様々な事業も展開しています。2001年から開催しています「ハートフルコンサート」もその一つです。「ポエジーなティーサロン」を皮切りに、朗読劇「葉っぱのフレディ」「窓ぎわのトットちゃん」も好評を博しました。
また2010年、富山市在住で盲目のピアニスト、勝島佑太さんを招いてのクリスマスコンサート、さらに2011年には射水市出身でドイツで活躍中のテノール歌手、澤武紀行さんと我がメンバー、大坪亮子とその仲間たちとのジョイントコンサートを開催しました。
ハートフルコンサートは、それぞれが特技を持ち寄っての手造りの催しで、富山パイロットクラブならではのものです。これからも心があたたかくなるハートフルなコンサートを企画していきたいと願っています。
ブレイン・マインダーズ
アメリカをはじめ世界各国のクラブで行われている「ブレイン・マイダーズ」も重要な継続事業です。ぬいぐるみ劇やパワーポイント、ミニ音楽会を通して子どもたちに脳の大切さを知ってもらおうという趣旨の事業です。
地域の幼稚園や保育園への出前講座ですが、子どもたちは大喜びで、そのキラキラとして真剣なまなざしに出会えるのがメンバーの最高の楽しみとなっています。
サンフォルテ・フェスティバル
例会会場であるサンフォルテでは、毎年登録団体が参加するサンフォルテフェスティバルが開催されています。クラブ紹介のパネル出展とともに昨年は石ころアートのイベントを行いました。来館された方々に石ころに絵を描いてもらったのですが、参加した子どもたちは名アーティスト振りを発揮し、すてきな作品がたくさんできました。
パイロットクラブの活動を知ってもらう貴重な場ともなっています。
地域での密接なお付き合い
脳関連障害の方々や地域のお年寄りと直接触れ合う場も、大切にしています。富山市や射水市のディサービスで、「お化粧ボランティア」を実施しました。お化粧をしてあげると、見る見るうれしそうな笑顔になって若返っていかれるお年寄りの姿は、ボランティア活動の喜びを与えてくれるものでした。
知的障害者入所更生施設あざみ園の納涼祭のお手伝いにも行っています。入所者の方々と会話のキャッチボールができ、心なごむひと時でした。

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特別イベント

10周年記念式典
15年の間には、節目節目で大きなイベントにも取り組んできました。10周年記念式典も忘れられない思い出です。アトラクションでは、脳関連障害の方々によるラブバンドの迫力ある演奏に、大きな温かい拍手がわきました。
記念講演会には、日本が誇る世界的デザイナー・コシノジュンコさんをお呼びし、NHKドラマ・カーネーションのモデルであるお母様のお話やご自身の貴重な体験談をお聞きでき、会場いっぱいのギャラリーは、大満足でした。
日本ディストリクトコンベンションin 富山
2009年4月には、富山で第19回日本ディストリクトコンベンションが3日間にわたり開催されました。アメリカよりデビー・アーチャ―PI会長が見えられ、日本全国のパイロットクラブのメンバー250人を迎え、ホストクラブとしての精一杯のおもてなしをしました。会員一同、心を一つにして無事に重責を果たし切りました。
記念講演会では、「このゆびと~まれ」主宰の惣万佳代子氏が、「あったか地域の大家族」~富山型デイサービス15年~と題して親しみをこめて力強く講演され、大好評でした。
PIコンベンション
年一回、パイロットクラブ発祥の地であるアメリカでPIコンベンションが行われています。今まで、フロリダ、バハマ、ルイビルなどへは主にその年度の会長が参加してきました。世界中から会員が集うPIコンベンションは、新しい出逢いと学びの場といえます。